知能情報システム工学科

知能情報システム工学科のディプロマ?ポリシー

  1. 工学者の基礎となる、数学?物理学などの自然科学に関する基礎学力を習得していること。
  2. ①知能情報システム工学の専門家としての高度な情報技術と、数理情報工学、電子情報工学の基礎理論を確実に身につけていること。
    ②知能情報システム工学の専門知識に基づいた論理的思考力を身につけていること。
  3. ①知能情報システム工学技術を社会の諸問題に適用して解決しようとする姿勢を身につけていること。
    ②知能情報システム工学の発展に寄与する創造的な研究開発を行う姿勢を身につけていること。
  4. 国内外で様々な人々と協働できる技術者となるために必要なコミュニケーション能力と教養を身につけていること。

知能情報システム工学科のカリキュラム?ポリシー

① 教育課程の編成方針
 知能情報システム工学科は、ディプロマ?ポリシーに掲げる能力を獲得させるため、グローバルエンジニアに求められる教養や国際社会で活躍するために必要な語学力(観点D)を養うための教養科目、数学?物理学などの自然科学やプログラミングや電気回路等に関する基礎的学力を養うため(観点A)の専門基礎科目、情報工学、電気電子工学に関する専門的な知識を養うため(観点B)の専門科目からなる体系的な教育課程を編成する。
 2年次からは「数理情報工学コース」と「電子情報工学コース」の2コースに分かれている。「数理情報工学コース」では、計算機工学、数理科学、メディア情報処理などについて学び、人間と親和性の高い知的な情報システムを実現するための研究開発能力を育成する。「電子情報工学コース」では、ナノ情報デバイス、情報通信工学、集積回路工学などについて学び、次世代の情報社会を支える基盤となる高度情報システムを創り出すための研究開発能力を育成する。他コースの科目はすべて履修可能であり、かつコースによる研究室配属の制限は設けないものとする。両コースとも基本は「知能」「情報」「システム」に関する科目を体系的に学ぶことを目的としているため、共通科目を設定する。加えて、知能情報システム工学の高度な専門性を習得し、持続的な問題解決?研究開発を行う姿勢と能力を身につけるため(観点C)に知能情報システム工学概論等の科目を用意している。

② 教育の内容及び教育の実施方法に関する方針
 教養科目は1年次から始まり、その中で観点A、Dの能力を獲得させるための科目を開講している。専門基礎科目も1年次から始まり、その中で、主に観点A,Bの能力を獲得させるための科目を数多く開講している。専門科目は主に2年次から4年次に、観点B、Cの能力を獲得させるための科目を開講している。特に、講義科目と実験、演習系の科目を連携させて、講義科目で専門に関わる知識を身に付け、実験科目、演習科目で専門知識を深めるとともにその実践力を身に付けることができる。

③ 学修成果を評価する方法に関する方針
 主にディプロマ?ポリシーで定める教養基礎力、基盤的学力、専門的知識の活用力、論理的思考力、洞察力、社会的倫理観の形成力の獲得を目指す講義科目では、試験、レポート等でその達成度を評価する。また、主にディプロマ?ポリシーで定める研究開発を進める実行力、他者との協働を支える対人力、コミュニケーション力の獲得を目指す実験?実習、演習科目では、レポート、口頭試験等でその達成度を評価する。授業科目の成績は、S?A?B?C及びDの5種類の評語をもって表し、S?A?B及びCを合格とし、Dを不合格とする。合格した者には所定の単位を付与する。

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