情報工学科(2019年4月学科改組前設置)
情報工学科のディプロマ?ポリシー
- 工学者としての基礎となる、数学を中心とした自然科学に関する基礎学力?知識を習得していること。
- ①情報工学の専門家としての基礎をなす、コンピュータ科学?コンピュータ工学の基礎理論を身につけていること。②新たな情報技術やシステムを自律的に考案?設計?開発するために必要な専門知識を身につけていること。
- ①理論に基づいて情報システムを設計し動作させ、その結果を分析して改善する実践的能力を身につけていること。②情報工学の発展に寄与する創造的な研究を行う能力を身につけていること。
- 国内外で様々な人たちと協働できる技術者となるために必要なコミュニケーション能力と教養を身につけていること。
情報工学科のカリキュラム?ポリシー
1?2年次には、情報工学において中心となる最重要基礎科目を配置し、伝統的な「手を動かす教育」により徹底的に教えます。これらの最重要基礎科目には、すべて関連した演習を開講して、理解できるまで指導します。3年次には、「計算機システム系」「数理知能系」「メディア系」の3つに分類した科目群の中から、どの分野を重点的に学習するか自分で選択することができます。複数の分野にまたがって履修することも可能です。4年次には、専門分野の異なる多くの研究室の中から一つを選択し、そこで卒業研究に取り組むことで、さらに専門性を高めます。このようなカリキュラムで学ぶことで、コンピュータやプログラムの動作原理といった基本の理解から出発し、卒業時には最先端の技術がどのように実現されているのか理解できるようになります。したがって、単にコンピュータのアプリケーションやソフトウェアを使うテクニックを覚えるのとは違い、社会に出てからも新しい理論や技術を吸収し、研究者?技術者として第一線で活躍し続けることが可能になります。
また、自然科学に対する興味を発展させながら、主体的に研究開発を進める能力[1. 学習力 (Study)、2. 分析力 (Analysis)、3. 企画設計力 (Innovative Design)、4. 論理的発信力 (Logical Presentation)]を育むためのSAIL教育プログラムも実施しています。