2021-08-13 農学部生物生産学科 大川泰一郎研究室「さくら福姫」
わぁ!お米ができてるワン!
ここは、#農工大 の#フィールドミュージアム本町。
このイネは、#農学部 #生物生産学科 の大川泰一郎教授が開発した「さくら福姫」という品種だワン。
かわいらしいお名前だワン。
写真2枚目のように、広い田んぼでいっぱい作っているワン。
収穫が楽しみだワン!
「さくら福姫」の特徴は、おいしいこと、そして茎(稈)が強くて倒れにくいこと!
写真3枚目が根元のところ。太くてしっかりしているワン。
イネに肥料をあげると、大きくなってたくさん収穫できるけど、背が高くなりすぎると、倒れやすくなるワン。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」って言葉もあるけど、特にお米が大きくなるにつれて、だんだん重くなって倒れやすくなるんだワン。
倒れてしまったイネは、収穫するのが大変だし、品質が低下したり、収穫できなかったりするワン。
せっかく育てたイネが倒れちゃったら、悲しいワン。
地球温暖化の影響で、大型の台風が日本に上陸することが増えてきて、強風でも倒れにくいイネ品種の開発が求められているワン。
「さくら福姫」、かわいいだけじゃなくて、すごい実力だワン!
大川先生のグループでは、「さくら福姫」以外にも、色々な品種?系統のイネを育てて、台風に負けない強いイネ品種の開発を行っているワン。
多い時で約500品種、今年は約300品種のイネを作っているワン。
イネの種類がそんなにたくさんあるなんて、知らなかったワン!
写真4枚目は、田んぼを上から見たところ。
ブロックごとに色や成長具合が違うのは、イネの種類が違うからだワン。
複数の品種を細かく植えるために、機械を使わず、手植えしているんだワン!
この写真、実はハッケンコウケンが写っているワン。
どこにいるかわかるかワン?
#ハッケンコウケンを探せだワン!
写真5枚目の白い機械は、水深を測るためのもの。
これは、#IoT、#AI を利用した#スマート有機農業 の研究で使っているものだワン。
田んぼごとの水深をスマホアプリで見ることができて、しかもアプリの操作で、適切な水量に調整できるんだワン。
2011年の東日本大震災で被災した福島の農家さんたちの中には、50㎞以上離れた避難先から通って、お米を育てている人もいるワン。
スマートフォンで、田んぼ1枚1枚の水深を管理できるシステムを作ることで、田んぼに行かなくても、細やかな管理ができるワン。
#スマート農業 の技術は、色々なところで役に立つんだワン!
大川先生のグループでは、イネの有機栽培のために「自動抑草ロボット」も開発しているワン。
来週紹介するので、ぜひお楽しみに!
#ハッケンコウケンの研究探訪 #稲 #品種改良 #スマート農業 #IoT #水田 #お米 #米
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- 農学部生物生産学科
- 農学部生物生産学科 大川泰一郎教授 研究者情報
- 農学部生物生産学科 大川泰一郎教授 研究室ウェブサイト
- 2020年度TAMAGO採択課題「将来の地球環境に適応した次世代イネ品種スマート育種研究基盤の構築」(研究代表者:大川泰一郎教授)
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