2022-01-04 化学物理工学実験「固液平衡」

12月27日に続き、#工学部 #化学物理工学科 の2年生の授業「化学物理工学実験」の様子を紹介するワン。
今回の実験は、長津雄一郎准教授による化学系の「固液平衡」。

固液平衡…難しい言葉だワン。
実験の内容を簡単に説明すると、「固体(溶質)が液体(溶媒)に溶けるとき、一定温度では一定の溶解度を持つ」というルールがあって、それを検証するワン。
溶解度は、固体が一定の量の液体に溶ける限界量のこと。
その溶解度が温度によって変わるのを実験で確認して、さらに実験データから、固体が液体に溶けるときに、出たり吸収されたりする「溶解熱」を求めるワン。

この実験で使っているのは、臭化カリウム(溶質)を水(溶媒)に溶かした溶液。
今日は、0℃と50℃の条件で、それぞれ溶質を溶媒に溶かしたあと、写真1枚目のように、ガスバーナーで温めて溶媒を飛ばすワン。
次は、写真2枚目、残った重さを測ると、どのくらいの溶質が溶けていたかわかるんだワン。
この電子天秤、とっても精密なもので、ハッケンとコウケンの体重差もわかっちゃったワン。
どっちが重いか気になる人は、写真5枚目、6枚目を見てワン!

写真3枚目は、学生さんに見せてもらった実験ノート。
実験の条件や結果がとっても丁寧に書かれているワン。

「化学物理工学実験」の11テーマの内訳は、化学系が7つ、物理系が4つで、半年ずつの内容だワン!
化学物理工学科らしく、化学と物理をバランスよく学べるんだワン!

来週は、物理系の「電磁気学~帯電物の電気量の計測~」の実験を紹介するワン!

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