応用生物科学科に関すること
工学部の生命工学科との違いを教えてください。
このご質問は非常に多いため、本学HPの「学部入試Q&A」というページに回答を記載しています。
こちら
何割ぐらいの人が希望の研究室に入れますか?
教員一人当たりの卒業研究の指導人数が決まっているので、研究室に入れる人数に上限が設けてあります。場合によっては、その上限を超えた場合には、研究室ごとの基準で分属可否を決めることがあります。そのため、残念ながら何割くらいというご質問に関しては一概に言えません。
研究室は、何人くらいの規模で研究をしているのでしょうか。
現在のところ、研究室の分属(卒業研究で研究室に配属されること)は、教員ひとりあたり2?3人が卒業研究で指導する人数です。
また、80%以上が卒業後も同じ研究室に修士課程で進学します。
修士課程や博士課程で他大学から入室する学生もいて、さらにポスドクがいる場合もあるため、だいたい教員一人当たり10人くらいかと思います。教員が2名の研究室は、その倍くらいの人数になります。
?応用生物科学科の研究室は具体的には何があるのでしょうか。
応用生物科学科の教員紹介のページに記載されていますので参考にしてください。
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私は「米のおいしさ」について絶対に研究したいです。「おいしさ」といった農芸化学分野、生物と食と農学と化学が融合した分野の研究は可能でしょうか。
コメの美味しさに興味を持っておられるとのこと。研究者になる素質があるのではと期待します。
応用生物科学科でコメの美味しさについての研究はしていません。しかし、食品化学や栽培環境といった分野の世界的にも高いレベルの研究をおこなっています。
また、イネの栽培についての研究を行っている教授もいます。大学に入学後は、このような専門的な研究者(教授陣)からさまざまな授業で研究の面白さを聞く機会があると思います。ちなみに、科学研究には、すべてにおいて新規性という価値基準があります。すでに誰かが行っている研究はもう古いものになってしまいます。そのため、質問者様が、抱いている研究のアイデアは、ぜひ忘れずに覚えておいて、新しい研究分野を構築してもらいたいと思います。いまの研究に対する意欲を忘れずに、大学教育に望まれてはいかがでしょうか?
遺伝子組み換えなどを行い、花の色を変えるなどの研究やそれに関することをやっている学科ですか?
応用生物科学科では、遺伝子組換えに関する研究を多くの研究室で行っています。生物学の分野では、遺伝子組換え実験は非常に一般的な手法なので逆にこのような実験を行わない研究室が少ないくらいです。しかし、花の色を変える研究を行っている研究室はあまりありません。たとえば、RNA干渉という現象が、花の模様形成に関わっているため、そのような研究は行っています。
どのようなところに就職している人が多いですか?具体的に言える範囲でお願いします。会社名など、上げてもらえると嬉しいです.
応用生物科学科では学部の卒業生の80%以上が修士課程に進学します。
農学府修士課程の応用生命科学プログラムや生物制御科学プログラムからの博士課程進学率は10?15%くらいでそれ以外は、食品、医薬、農薬などのメーカーに就職される方が多いです。
詳しくは、学科説明会の学科長説明動画の後半でご紹介しています(42分くらいのところです)。企業名も具体的に表記していますので、参考にしてください。
食品会社に入った人はどのような仕事を任されていますか?また、大学での知識は役立ちますか?
食品会社に就職された卒業生は、商品開発や研究などの仕事をしている人が多いようです。ただ、会社によっては適材適所なので、理系の分野を出ていてもさまざまな職種に就く可能性があります。
応用生物科学科では、「食品衛生コース」というカリキュラムを設定しており、これを履修した学生は、食品衛生監視員(公務員になって食品衛生監視員として保健所に勤めた場合に必要)と食品衛生管理者(食品会社の工場などの管理者に必要)になるための資格を取得するために必要な単位が修得出来ます。